hashicorp-forge/hermes 触ってみた

2023/02/01 の朝、面白いツイートが目に飛び込みました。

ここ半年、いや 1 年位、いやもっとだったかも。設計工程の進め方にずっと不満がありました。

  • クラウドストレージに散らばっている
  • 見たか見てないのかわからない、コメントへの反応
  • バージョン管理されていない

そんな不満、いや設計構成に一石投じているように感じました。まるで初めて Packer や golps(現 gopls) に出会ったような時の衝撃が走りました。

私はブランクがあるものの、新卒から現在まで IT 業界にいて、設計書を印刷してマーカーを引いたり、ソースコード管理の自前ソフトを使用したライブラリ管理(通称リブ管)をしていた頃もあります。
それに比べたら、今では信じられないくらい進化しています。CVS や CSV ホスティングサービス、Google Sheet には編集履歴や版を設定出来たり。

そんな私にはまさに夢のツールになり得るプロダクトに見えました。ということで、早速動かしました。

触った感想

GitHub : hashicorp-forge/hemres

動かし方は README に大体書いてあります。躓いたポイントなどは twitter に呟いたりしてるのでそちらを。

触った感じ、いい。
現在、Google Docs しか対応してないし O365 対応の Issue は閉じられちゃいました。プレビューがきついんだと思います。Google Docs のプレビューは Web API を用いてダウンロードして来ています。 0365 は同様の機能がなさそうだし(ちらっと探した感じなかった。あったら教えてください。)

基本的にドキュメントはそれ自体にドキュメント作成機能しかないですが、この UI はそれに開発工程を足しています。 Hashicorp 社内でのドキュメント管理に使用されているとのことですが、OSS 版はまだまともに動かないので本番運用は現時点では厳しいと思います。 それはそれで OSS への貢献も出来て楽しそうだけど。

勢いだけで書いたら、為になることとか一切ないけどこのツールが注目されて開発が活発になってくれれば嬉しいです。

みんな触ってみよう。動かせないのが楽しいよ。